NEWS

ニュース

ニレコ・新型電極シート検査装置「Mujiken-RB」を発表

二次電池の正・負極材検査用途で、より「高速・高精細」な「検査・計測」を提供

株式会社ニレコ(東京都八王子市、久保田寿治社長)はこのほど、二次電池の正・負極 材製造ラインで検査、計測が可能な電極シート検査装置「Mujiken-RB」を開発したことを発表した。
世界的な環境問題への意識の高まりなどから、電気自動車向けをはじめとする二次電池の需要は飛躍的に高まっており、その生産体制も拡充が続いている。
今回開発された「Mujiken-RB」は、電極シート生産ラインにおける検査効率向上を実現すべく、独自開発の高速カメラと高速画像処理エンジン採用により、従来モデルに比べ、高速、高精細な検査・計測を可能としたものとなっている。
二次電池の主要部材である正・負極材の製造ラインにおいては、製品に高い信頼性が求められることから、高速かつ高い精度を持つ検査機が必要とされている。
同社は、数多くの生産現場で実績のある無地表面検査装置 「Mujikenシリーズ」で培った技術を基に 、2009年に電極シート検査装置を発売して以来、顧客のニーズに応えた検査装置を納入し、生産現場の効率化に貢献してきた。
今回発表した「Mujiken-RB」は、従来モデルである「e-FlexEye-RB2」で実現した各種塗工パターンの塗工部・未塗工部の欠陥検査や表裏同時検査など、ユーザーニーズの高い機能を踏襲しながら、新型画像処理搭載型ボードや新型カメラの搭載により、従来機に対し最大約4倍のライン速度に対応するとともに、従来機と同じライン速度であれば、最大約4倍の高精細検査を可能とした。
計測機能についてもより高精度な測定を実現し、電極シート生産ラインで必要とされる生産性と精度の確保の両立を実現している。
問い合わせは同社検査機事業部、電話042(660)7330まで。

ページの先頭へ戻る