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大日本印刷・プラス・セキュリティ人材育成に向けた教育プログラムを全社員に実施

大日本印刷株式会社(以下DNP)は、社員各自の通常業務に携わりながら必要かつ十分なセキュリティ対策を実現できる能力を保有する“プラス・セキュリティ人材”の育成に向けて、サイバーセキュリティの教育プログラムを、メールアドレスを保有する国内・海外の約3万人のDNPグループ全社員に実施する。
同教育プログラムでは、サイバー攻撃対策要員を養成するグループ会社の株式会社サイバーナレッジアカデミー(以下CKA)が開発し、4月から提供している「一般従業員向けサイバーセキュリティ講座」を活用する。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に取り組むDNPグループ全体で“プラス・セキュリティ人材”を育成することで、不測事態(インシデント)の発生や影響の拡大等のセキュリティリスクを回避し、さらなる価値の創出につなげていく。
近年、国内外でデジタル技術を活かして生活や業務等をより良いものにしていくDXが推進される一方で、DX関連の対策の不備などを起点としたサイバー攻撃も増加している。
また、身代金を要求するランサムウェアが無差別型からターゲットを絞った標的型に変わるなど、サイバー攻撃もより多様かつ巧妙なものになっている。
DNPは、リアルとバーチャル、モノづくりとサービス、アナログとデジタルなど、ハイブリッドな強みを掛け合わせた独自のDXを推進し、新しい価値の創出に努めている中で2021年には、サイバーセキュリティの対応組織としてDNPシーサート(DNP Computer Security Incident Response Team)を本社で立ち上げ、組織間連携やサイバー攻撃対策を強化することで、インシデント発生時の事業継続性の維持・強化に努めていく。
さらに今回、サイバーセキュリティへの人的対策強化の一環として、サイバー攻撃の実態を体感する教育プログラムを国内・海外のDNPグループ社員に実施し、日常業務を行いながらもセキュリティリスクの基礎知識やその対策を身につけた“プラス・セキュリティ人材”を育成していく。
今後の展開としてDNPグループでは4月に、メールアドレスを保有する国内・海外の約3万人のDNPグループ全社員を対象として、本教育プログラムを開始しており、2023年度までに完了する予定となっている。

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