RMGT・「FFGSG & RMGT 2022ジョイントショー」を開催

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社（以下RMGT）は9月14・15日の2日間、RMGT東日本支社を会場に「FFGSG & RMGT 2022ジョイントショー」を開催した。
コロナ禍による厳しい状況下、それぞれの印刷会社にとっての「最適な生産環境作り」がますます重要になってきた。
このような中、FFGSグラフィックサプライ株式会社（以下FFGSG)とジョイントし、デジタル印刷とオフセット印刷のそれぞれの特性を生かした印刷環境づくりや仕事の分析による最適な印刷形態の提案をセミナーと印刷実演が行われ、来場者の関心を集めた。
FFGSGとRMGTによるセミナーでは、FFGSGからは印刷会社の効率化や収益性の向上に寄与するオフセットとデジタルの併用した生産環境づくりや、印刷会社の現状の稼働状況や損益の状況についてグラフ化や分析レポートにより取組むべき改善点の見える化などが紹介された。
一方、RMGTからは印刷現場の労働環境の変化などへの対応など、市場ニーズにマッチしたスマートアシストモデルとして、RMGT 970モデルを紹介した。
印刷オペレータが担う各種段取り替えや調整作業の自動化、品質検査・濃度管理品・見当調整確認など、印刷中の確認作業を自動で行う印刷品質管理システム（PQS-D）のほか、菊全ジャストサイズがもたらす刷版代や電気代の削減など、コスト削減に寄与するポイントについて説明した。

印刷実演では、菊全ジャストサイズRMGT 970ST-5＋CC+LED-UVを使った自動運転で3ジョブの連続印刷を行い、自動運転による印刷と相乗効果がもたらす生産性の向上を披露した。