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大日本印刷・メタバースで企業と生活者をつなぐファン・コミュニティの構築を支援

大日本印刷株式会社(以下DNP)は、時間や場所を問わず楽しめるように、「バーチャル空間」と「リアルな場」の良さを掛け合わせ、生活者の体験価値を高める事業を展開している。今回DNPは、株式会社ブルボンが手がけるインターネット上の仮想空間「ブルボンメタバース」の構築を支援し、利用者が分身となるアバターを通じて、同社の歴史や商品の魅力を体験できるようにした。
10月3日(月)~31日(月)の期間限定で提供する「ブルボンメタバース」は、お菓子が持つ“楽しさ”と、ブルボン本社がある新潟県柏崎市の魅力を一体化した新たなコミュニティ空間であり、この仮想空間で企業と生活者の安全・安心な対話型のコミュニケーションを実現することで、さらなるファンの獲得とファン同士のコミュニティの活性化につなげていく。
■「ブルボンメタバース」展開の背景
コロナ禍をきっかけに暮らしや働き方の変化が加速し、行動制限等もある中、アバターを使って生活者同士がいつでも・どこでも交流できるメタバースへの関心が集まっている。企業でも自社商品の理解やブランド価値を高めていくため、感染防止に配慮した新たなコミュニケーション手法として、メタバースを利用したいというニーズが高まっている。
DNPは、XR(Extended Reality)の技術を活用し、自治体や施設管理者の公認の空間、企業の工場やショールーム等に対して、リアルとバーチャルの空間を融合して体験価値を高める「XRコミュニケーション事業」を2021年から展開している。今回、この事業の一環として、株式会社ブルボンが運用する仮想空間「ブルボンメタバース」の構築を支援した。
■DNPが構築支援した「ブルボンメタバース」の特長
1.DNP独自の技術で、高精細で多くの利用者が体験できるユーザビリティの高い空間
DNPは、企業の取り組みや商品に対する想いを、より分かりやすく体験型で伝える手法として企業のメタバース構築・運用を支援する。DNPの独自の「情報と印刷」技術により、高精細なメタバースをパソコンやスマートフォンのWebブラウザで体験できるよう最適化して提供する。
これにより、「ブルボンメタバース」では、専用アプリをダウンロードする必要がなく、Webブラウザで体験できるため、誰もが簡単にアクセスして、ブルボンの歴史や商品の特長などを知ることができる。
また、利用者同士がテキストチャットで会話できるほか、このメタバースから「ブルボンオンラインショップ」にリンクして商品を購入することもでき、ブルボンファンだけでなく、幅広い生活者とのコミュニケーションを実現する。
2.ブルボンの商品やブルボン本社がある柏崎市の魅力を体感
「ブルボンメタバース」は、「お菓子の森エリア」「ブルボン本社ビルエリア」「イベントエリア」の3つで構成されている。利用者は自分のアバターを選び、各エリアを自由に移動しながら、ブルボンの歴史や商品の魅力をブルボンのキャラクターや動画等を通じて知ることができる。
また、このメタバース内に複数設置されているクイズに答え、正解数に応じて入手するコインでカプセルトイを利用できる。カプセルトイではブルボンの商品や「ブルボンオンラインショップ」で利用できるクーポンが得られるなど、多くの人が楽しみながらブルボンの取り組みがわかる仕掛けになっている。
DNPは今後も、「ブルボンメタバース」をはじめ、多様な業種の企業を対象にメタバースの構築を支援し、企業が販売する製品・サービスのファン獲得やファン・コミュニティの活性化につなげる。また、生活者への新たな情報発信や交流の場として企業のメタバース活用を支援することで、コーポレートブランディングの向上にも貢献していく。

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