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【2022年 年頭所感】リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社 代表取締役社長 広川勝士氏

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社
代表取締役社長 広川 勝士

新しい年を迎え、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は業界の皆様には格別の ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
2021年は、無観客での東京オリンピック・パラリンピックの開催、岸田新政権発足などの出来事がありました。
コロナの影響については、新規感染者の減少に伴う各種規制の段階的撤廃によって経済活動の再開がようやく進み始めました。
一方、海外では2021年の終盤になってヨーロッパやオセアニアなどの一部地域で感染が再拡大するなど、世界経済への影響が懸念されます。
印刷業界におきましては、コロナ禍による印刷需要の減少とコロナ収束後も従来の水準には戻らないのではないかといった懸念、人手不足や人件費をはじめとするさまざまなコストの上昇など、厳しい環境の中でさまざまな経営課題に取り組まれています。
このような中、RMGTでは、自動化・効率化による生産性の向上、高品質・高付加価値印刷物の実現など、印刷会社様の収益性の改善や経営課題への取組み支援に寄与する商品開発に取り組んでいます。
2020年に発売した「RMGT 970モデル」に続き、2021年にはRMGT 10シリーズをバージョンアップし、準備時間短縮とオペレーター支援を強化した「RMGT 1060/1020V2モデル」を発売しました。
さらに、画面のワンタッチ操作で複数  ジョブの自動連続印刷や、小ロット連続印刷の稼働率向上と省力化を実現する自動運転 機能「スマートアシストプリンティング」などの新商品を開発しました。
RMGTはこれからも、新しい技術を採り入れた商品開発、パートナー企業との協業強化を推し進め、印刷会社様の経営課題を支援するソリューションを提供して参ります。
また、本年11月には「IGAS2022」が開催されます。RMGTはこれまでIoTやロボットなどを活用した自動化、見える化、リモートサービスなど、スマートファクトリーへの取り組みを進めてきました。
「IGAS2022」では、これらの取り組みをさらに充実させ、Withコロナ・Afterコロナの世界におけるニューノーマルに対応したご提案をしたいと考えていますので、ご期待ください。
こうした開発の取組みの一方、アフターサービスに関しましても一層注力して参ります。突発事故を減らすための簡易点検の実施や予防保全のためのサポート、機械に対する改善 提案など、お客様に常に寄り添い問題解決や稼働率の向上、品質の維持向上の支援を行って参ります。
最後になりましたが、コロナ過により非常に厳しい事業環境ではございますが、本年が 業界の皆様にとりまして実り多い1年となりますよう、ますますのご発展を心からお祈り申し上げます。

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