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【IGAS2022出展情報】渡辺通商・ペーパーリング製本機をはじめとする自社製品を展示へ
渡辺通商株式会社(渡辺裕之社長)は、11月24日から28日まで、東京ビッグサイトで開催される「IGAS2022」で、ペーパーリング製本機をはじめとする自社製品の展示・実演を行うとともに、アントキの猪木・ふじいあきらといった芸能人をブースに招いてショータイムを行い、ブースを盛り上げていく(小間番号1―24)。さらに、会期中には同社がスポンサー契約している総合格闘家・浜崎朱加選手をはじめ、同選手が所属する格闘技スクール「AACC」のメンバーも応援に駆けつけ、SDGsの5番目の目標である「ジェンダー平等を実現しよう」を浜崎選手のサポートを通じて訴求する。
渡辺通商株式会社が出展するペーパーリング製本機は、紙製リングで冊子などを綴じて製本するもの。使用するペーパーリングはFSC-CoC認証品となっている。
綴じ具に金属やプラスチックを使用しないため、使用後は分別する手間もなく、そのままリサイクル可能な製品が製造できるため、SDGsや環境へ配慮した製品づくりを希望するユーザーの関心を集めている。
「IGAS2022」に出展する製品としては、「RBM-420」と「RBM-210」の2機種。「RBM-420」は、超音波によって紙製リングを溶着するタイプで、機械速度は最大1500回/時となっており、1度セッティングを行うと後は角穴の開いた丁合済の本文を流すだけで製本が行える。
自動でカットされた紙製リングは本文に自動装着され、溶着部へ搬送後、超音波振動により溶着される。出来上がった製品はベルトコンベアへ排出。見やすく操作しやすいタッチパネルで用紙幅やリング設定も簡単に行える。
また、小ロットでも段取り替えが容易。紙製品に特長な湿度や気温などによる変形に対しては紙製リングの補正機能を装備し、トラブルを極力軽減している。補正しきれないリングの変形を検知した場合は機械を停止し、トラブルを未然に防ぐ。
紙寸法は幅60~420㎜、長さ120~420㎜。ペーパーリング寸法はピッチ10㎜・内径10㎜、ピッチ12・7㎜・内径10㎜、13㎜となっている。
一方、「RBM-210」は、ヒーターによる熱で紙製リングを溶着するもの。「RBM-420」と異なり、リングへの本文の装着や搬送用スイッチの押下は手動となるが、リングカットや所定位置への搬送、溶着、出来上がった製品の排出といった動作は全て機械が自動で行う。
処理速度は作業者のスピードに順ずるが、連続して動作した場合の最大処理速度の目安は500冊/時。操作画面はタッチパネルを採用し、用紙寸法、リング数設定、リング搬送補正、エラー画面など、簡単に設定や確認ができる。
リングへの本文の装着時には、装着しやすいように機械が自動でリングを所定の状態にセットしてくれる。製品の仕上がりは上位モデルの「RBM-420」と比べても遜色ない出来栄えとなる。
用紙寸法は幅120~210㎜、長さ235~300㎜。ペーパーリング寸法は、ピッチ12・7㎜・内径10㎜。
ブースでは実際に卓上カレンダーをペーパーリング製本する様子を実演予定。また、同社は他にも最大A4サイズまでの厚紙を丁合できる「CCS-21008」とオプションの穴あけユニット「PU-210」、封緘機「CSM-320」などを展示・実演予定となっている。