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大阪シーリング印刷・ラベル循環協会「J-ECOL」の設立準備団体に参加

大阪シーリング印刷株式会社(松口正社長)は、2022年6月17日に発足されたラベル循環協会「J-ECOL(Japan Earth Conscious Labeling)」設立に向けた準備団体に参加することを発表した。
「J-ECOL」とは、シール・ラベル業界全般の循環モデル構築と普及促進を目的とし、シール・ラベルを巡るサプライチェーン全体で、環境負荷低減やSDGs対応が進行する循環型経済への対応を目指す組織。
同社では、「SDGsに関する行動指針」を策定しており、社会課題の解決をしながら事業の確立を図り、持続可能な社会の実現に向けた活動および製品やサービスの提供に取り組んでいる。
しかし、シール・ラベルの剥離紙においては、資源循環が求められている中、未だ循環の仕組みが整っていない。
同社はこれまでも資源循環の仕組みを構築すべく取り組んできたが、個社単体でのサービスでは循環システムの構築には限界があり、収益性にも課題があり、それらを解消するために印刷会社とサプライヤーの枠を超えて、業界全体でユーザーへ普及啓発を行う必要がある。そして、シール・ラベル業界全体の循環スキームの構築に取り組むべく同団体への参加を決意した。
今後の展開として同社は、「J-ECOL」の一員として、その存在価値を発揮すべく剥離紙の循環を最優先と定め、リサイクル技術と回収スキームの確立に取り組んでいく。
「J-ECOL」は2023年に一般社団法人化と運営開始、24年にマテリアルリサイクル事業を開始、25年にシール・ラベル製造から剥離紙の回収、リサイクル製品化を確立することでシール・ラベル業界における循環スキームの構築を目指す。

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