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【2023年・年頭所感】京セラドキュメントソリューションズ株式会社 代表取締役社長 安藤博教氏

社会の進歩発展に貢献する企業を目指して

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2022年を振り返りますと、コロナ禍、円安、ウクライナ問題などの影響により、大変厳しい経済状況でしたが、その中で、サービス・営業活動に奮闘いただいております販売パートナーの皆様に、心より感謝申し上げます。
また、昨年8月24日、弊社グループの創業者で名誉会長の稲盛和夫が、永眠いたしました。生前のご厚誼に深謝申し上げます。これからは、われわれ全社員が一丸となって、稲盛の遺志を継承し、今後も『京セラフィロソフィ』を経営の礎に据えながら、経営理念である『全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。』を推進するために全力を尽くして参ります。
さて、産業や社会構造の変化は、これまで以上のスピードや規模並びに新たな視点で進んでいます。その結果、私たちの事業を取り巻く環境の変化もより一層スピードアップし、デジタル化やグローバル化が大きく進展し、それに伴い人々の求めるものも多様になり、価値の対象はモノからコトへと変化しています。京セラグループは、このような環境の変化に対応し、グループの総合力を最大限に発揮することで、2029年3月期で売上高3兆円、さらにその先に5兆円企業を目指しております。
この業績目標を達成するため、ドキュメント事業を担う私たちは、既存のオフィス機器では地球環境を守ることがより重要な企業の責務であることを念頭に置き、長寿命技術で培ってきた環境に配慮した複合機、プリンターなどの製品の強化、拡充を行います。そして、新規事業の商業用インクジェットについては、さらなる商品ラインアップの充実を行うとともに、環境にやさしい水系顔料インクをベースとした技術を産業用印刷にも展開し、環境適合性の高い印刷システムで、社会の進歩発展に貢献して参ります。
また、ニューノーマル時代における、お客様の働き方も大きく変化しています。あらゆる情報を一元的に管理し、お客様の業務効率アップのため、ドキュメントソリューションソフトウェアのラインアップの拡充を行い、グローバルへの展開を行います。加えてお客様のビジネスの成長、競争力向上に貢献するため、お客様が必要とする価値を持つ製品・サービス・情報の提供をワンストップで行える事業を展開して参ります。
最後になりますが、京セラグループは、データセンター、5G、EVといった成長領域での事業拡大に必要な、最先端の技術と経営資源を活用することで、さらなるチャレンジを続け、世の中の働き方の変化に対応したドキュメントソリューションをご提案し、お客様にとって必要なパートナーとなるため全社一丸となり、さらなる成長を目指して参ります。
本年も皆様のご健勝とご繁栄を心からお祈りしますとともに、今後もなお一層のご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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