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大日本印刷・障がいのある社員の作品を使用したブックカバーを配布
大日本印刷株式会社(以下:DNP)グループの特例子会社である株式会社DNPビジネスパートナーズ(DBP)は、障がいのある社員の個性や才能を掛け合わせた作品づくりに挑戦する「新しい才能と出会うプロジェクト」を展開している。
今回、そうしたDBP社員の作品を使用したブックカバーを制作して、2023年2月14日(火)から、DNPグループの丸善・ジュンク堂書店5店舗にて配布する。なお、このブックカバー配布は、DNPがグループ社員に「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I:多様性と包摂)」の推進を働きかける社内イベント、第3回「ダイバーシティウィーク」(2023年2月14日~28日開催)の一環として実施される。
■DBP「新しい才能と出会うプロジェクト」について
DNPグループは今、社会課題を解決するとともに、多様な人々の期待に応える新しい価値の創出に取り組んでおり、そうした価値を開発・提供するには、あらゆるジェンダーギャップを解消するほか、障がいの有無などに関わらず国内外の全社員の強みを掛け合わせることが重要だと捉えている。グループが一体となって、社員一人ひとりの違いを多様な強みとして掛け合わせていくため、2020年7月には北島義斉社長による「DNPダイバーシティ宣言」を行うなど、D&I推進の取り組みを強化している。
そうした中でDBPは、「DNPグループ行動規範」のひとつである「人類の尊厳と多様性の尊重」に基づき、ノーマライゼーション思想のもと、障がい者雇用をさらに推進するため2019年2月1日に設立され、同年10月には「特例子会社」としての認定を受けました。社員の多様な特性・強みを活かしながら、DNPグループ各社の委託によるオフィスサービス関連業務やフード・サービス業務、ビルクリーニング業務を中心に事業を展開している。
またDBPは、障がいのあるアーティストの活躍の場が近年増えているなか、従来業務とは異なる才能を発掘して活かす取り組みとして、「新しい才能と出会うプロジェクト」を始めた。アーティストとして作品をつくる人、デザインやカラーコーディネートが得意な人などが互いに協力し合い、一人ひとりの個性や強み、才能を掛け合わせた作品づくりを行っている。
社員は作品づくりを通じて充実感や手応えを感じることで、本務のモチベーション向上など、事業全体への効果も現れている。今回配布するブックカバーも、このプロジェクトの成果のひとつとなっている。