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大日本印刷・約10秒で組み立て可能な・環境負荷の低い「紙製パーソナルブース」の販売を開始

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、オフィスやイベント会場などの限られたスペースでも有効に活用できる、軽くて頑丈な「DNP折りたたみ式紙製パーソナルブース」(特許出願中)を開発し、2月14日より販売を開始した。
同製品は、金属やプラスチックを使用せずに、紙だけで構成する軽量な簡易型ブースで、10秒ほどで組み立てることができるもの。使用後は折りたたんでコンパクトに収納することが可能で、繰り返し使用できる。
また、独自の「DNP 2.5D表現技術 リアルサーフェス」(特許出願中)を使い、木目調などのパターンを印刷して立体感のあるリアルなデザイン表現を行い、落ち着いた空間を演出するなど、さまざまな空間に合わせたカスタマイズを行うことができる。
働き方改革やコロナ禍などをきっかけに、オフィスのフリーアドレス化やオンライン会議などが浸透することで、“自分だけのスペース”が必要となる場面が増えている。企業などでも、テレワークが普及する中でオフィスの省スペース化と、多くの社員が出社した際の座席不足解消を両立させることが課題となっていた。こうした課題に対してDNPは今回、必要な時に取り出して容易に設置でき、使用後はコンパクトに収納できる「DNP折りたたみ式紙製パーソナルブース」を開発した。
DNPは、企業・団体などのオフィスやイベント施設、自治体や学校などに向けて同製品を販売し、2025年度までに累計3億円の売上を目指す。

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