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コニカミノルタジャパン・高速デジタルラベル印刷機「AccurioLabel 400」販売開始

コニカミノルタジャパン株式会社は、高速デジタルラベル印刷機「AccurioLabel(アキュリオラベル)400」の販売を3月7日より開始。同機の投入により、国内ラベル印刷市場においてもハイボリューム領域へ進出し、新たな価値提案でラベル印刷のDX推進を実現し、デジタル印刷業界全体のさらなる発展に貢献していく。
同製品は、発売に先駆けて昨年開催された「IGAS2022」への参考出展でも来場者の関心を集めるとともに、同社ショールーム「Customer Engagement Center(カスタマーエンゲージメントセンター)では、実機見学および持ち込みデータ、メディアでのプリントテストが行えるようにしており、すでに多くのユーザーが体感し、デジタルラベル印刷における生産機としてのポテンシャルの高さが評価を得ている。
「AccurioLabel 400」が提供する価値は次の通り。
■印刷スピードアップと連続印刷の長尺化で生産性を向上
毎分39.9mという従来機比1.7倍のスピードを達成しながらも、 「AccurioLabel シリーズ」で定評のあるオフセット印刷に迫る高品質出力を実現。連続印刷長が従来機比3倍の3000mに拡大したことで大量印刷時でも用紙差し替え時間が短縮されるとともに、用紙のロスも削減することができる。
■IQ-520の自動化技術で省力化とスキルレスを提供
同社は2017年に自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティーオプ ティマイザー(IQ -501)」で、他社に先駆けた出力調整や紙面検査の自動化技術をデジタル印刷システム「AccurioPressシリーズ」に導入して以来、次々とオペレーションを⾃動化し、省力化と スキルレスを提供してきた。このほど、IQ-501をラベル印刷機用に変更したIQ-520を「AccurioLabel シリーズ」に初めて導入する。 IQ-520は、これまで色合わせ時にマニュアル作業で行っていたキャリブレーション、濃度調整、 プロファイル作成を自動化し、高品質な印刷物を作成するための作業時間の大幅削減を可能にする。また、IQ-520のリアルタイム自動画質調整は従来の4色トナーに加えて白色トナーにも対応しており、連続印刷中の機内温度変化に伴う色変化や版ずれを計測してリアルタイムで印刷エンジンにフィードバックし、3000mの連続印刷に対しても安定した印刷品質を保つ。
さらに、印刷操作や保守作業についても使い勝手や簡便性を向上させており、ラベル印刷におけるワークフローの自動化・効率化・スキルレスを実現する。
■白色トナーの導入で活用幅を拡大
コニカミノルタ初の白色トナーをオプションとして用意することで、幅広い用途への 印刷が可能となり、ラベル製造会社や印刷会社の新たなビ ジネスの獲得に寄与する。新開発の白トナーも含め、コニカミノルタ独自のトナーは隠蔽性が高いため、透明フィルムやホログラムフィルムなどに印刷しても下地が透けることがなく、高品質な印刷 に仕上がる。

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