OSPホールディングス・脱プラスチックフィルムを実現した環境配慮型製品を4月21日から販売

OSPグループの中核企業で、 シール・ラベル、 フィルム製品、 紙器パッケージ、 販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷株式会社（大阪市天王寺区、松口正社長)は、4月21日より、脱プラスチックフィルムの包装資材「ペーパック」の販売を開始する。 　環境保全が重視されている昨今、CO2削減やSDGsなどの観点から「脱プラスチック」の関心やニーズが高まっている。OSPグループでは社会の変化に伴い、時代のニーズに応えられるように環境配慮型の「ペーパック」の開発に至った。
同製品は、 プラスチックフィルム不使用ながらも熱で融着可能なヒートシール性を持つ、 水と油に強い紙製の包装資材となっている。 　ポリエチレンやポリプロピレンなどのプラスチックフィルムを使用した「軟包材」を同製品へ置き換えた場合に①プラスチック使用量削減②焼却廃棄時のCO2排出量削減③リサイクル性の向上といったメリットか挙げられる。
なお、同製品はOSPグループの各社でコーティング加工から印刷・製袋までロスの少ない一貫生産を行っているため、小ロットも対応が可能となる。