大日本印刷・官民連携で実施した「プラスチック資源循環の見える化」の実証実験結果を発表

約9割の生活者の意識が、リサイクル過程の情報公開に前向きに変化

大日本印刷株式会社（以下:DNP）は、埼玉県の「プラスチック資源循環の見える化」の実証実験に、民間企業7社の1社として2022年11月から取り組んでおり、生活者から回収した資源をリサイクルする過程でのCO2排出量等を可視化して発信するとともに、それによる生活者のリサイクルに対する意識変容の効果を検証した。
今回、プラスチック資源の店頭回収から、再資源化、再生した資源を活用し製品化するまでの全工程の情報を集約して数値化し、Webサイトで広く公開しました。
効果検証の結果を紹介するWebサイト
https://green-recycle-project.com/
今後の展開として同社は、本実証実験の成果を活かし、各業界における資源循環施策や、環境負荷低減に向けた生活者の行動を促すコミュニケーション施策などを強化していく。
併せて、トレーサビリティを高めることで収集可能となる情報を活かして、生活者の価値に転換していくより良い手法を検討していく。