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【JP2023・印刷DX展】コニカミノルタジャパン
コニカミノルタジャパン株式会社は「印刷とデジタルの共創~コニカミノルタ式生産改善~」をテーマに、印刷機の展示、顧客と強いつながりを築くことができるソリューションを印刷業界における生産改善策として、DXの可能性が体感できる6つのプレゼンテーションを提案する。
実機展示内容は、株式会社JSPIRITSの「プリントサピエンス」から、株式会社ホリゾン・ジャパンの「iCE LiNK」を経由してコニカミノルタ「AccurioPro FLUX」で面付と印刷設定を自動化。
「AccurioPressC4080」で印刷を行い、トリマーユニット「TU―510」で仕上げ断裁、株式会社ユウコス帯掛け機をインライン接続し、ワンパスで出力・断裁・帯掛けを完了。ジョブの実績データを「プリントサピエンス」へ返すJDFワークフローのデモンストレーションを行う。
同時に、株式会社ホリゾン・ジャパンとの協業デモンストレーションも実施し、印刷出力後に同社製AGV(無人搬送車)による自動搬送から製本を行う。
ソリューション展示では、5月に発売を予定しているクラウド型のバリアブルソリューションをはじめ、マーケティングオートメーションツール「Printバル」、デザイン提案を広げる「EX感性」、印刷通販サイト作成ツール「in2site」展示し、印刷会社がクライアントと強いつながりを築き、創注を支援するDXソリューション製品を出展する。
会場では2つのセミナーが予定されている。
同社ブース内にて株式会社クイックス代表取締役社長の岡本泰氏による「自動化ワークフローについての自社実践」のセミナーを両日午後2時10分~2時30分に実施。
また主催者セミナーには「コニカミノルタにおけるJDFの進め方と展望」をテーマにコニカミノルタジャパン株式会社内田剛が登壇する予定となっている。
そのほか、印刷業界の生産を改善する提案として6つのプレゼンテーションを予定している。
プレゼンテーションのテーマは次の通り。
■デジタル印刷の新たな未来
印刷会社の生産プロセスの効率化から電力の抑制と原価低減を実施するオフセット印刷機との共存提案
■プリプレスの見える化と損益改善の実現
単品損益と生産工程の見える化を図り、利益率改善から生産性向上の支援
■SDGs貢献へ!変化する顧客意識
AccurioPressの素材から製造工程、物流工程、顧客の製品利用時において排出されるCO2量の相当量をカーボン・オフセットする新しい環境への取り組みを紹介。
■AIが可能にする生産現場の「ムダ・ロス・矛盾」の改善
画像IoTのプラットフォーム「FORXAI」を活用した作業分析と印刷機の稼働状況を可視化する。AccurioPro Dashboardを組み合わせることで印刷工程の「ムダ・ロス・矛盾」の改善策を紹介する。
■印刷業におけるファクトリーオートメーション
人の手を介さず印刷工場を稼働させるプロセスとは。受注~出力、断裁、帯掛け工程を実演。加工後はホリゾンブースへAMRによる自動搬送を実施。
■印刷会社の販促手法を変化させるDX活用とは
リピート注文をWEB対応し、営業工数を削減するハイブリット営業の実現に向けた業務改善支援。
コニカミノルタは「印刷会社の創注」と「受注ジョブの生産効率化」に加え、これからの印刷ビジネスに必要な「環境配慮」や「利益率改善」のソリューションに取り組み、印刷ビジネスDXを加速させ印刷業界の発展に貢献していく。