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大日本印刷・高機能光学フィルムの広幅コーティング装置を新たに増設

大日本印刷株式会社(以下:DNP)はこのほど、大型化が進むテレビ向けの光学機能性フィルムの製造に最適な最大2500mm幅に対応可能なコーティング装置を新たにDNPの三原工場(広島県)に導入することを発表した。
今回、2台目のラインとして2500mm幅対応のコーティング装置を導入し、生産能力は面積ベースで従来と比較して15%以上向上する。これにより、65インチ(ヨコ1436.4mm×タテ809.0mm)の大型テレビ向けのフィルムの生産性を引き上げまる。先行投資によって、拡大が見込まれる大型ディスプレー向けの光学フィルムの需要に迅速に対応していきく。
今後の展開として DNPは、新たに増設した生産ラインによる量産を2025年度上期に開始する予定。主に中国をはじめとする各国の偏光板メーカーにディスプレー向け光学機能性フィルムの提供を拡大し、2026年度で年間約1100億円の売上を目指す。
また、DNPは光学機能性フィルムに関して、国内外で多数の特許を保有しており、知的資産を最大限に活用して、今後さらに高まる高機能品の需要に対応していく。

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