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リコーインダストリアルソリューションズ作業検査カメラ「RICOH SC-20」を新発売

リコーインダストリアルソリューションズ株式会社は6月19日、画像認識技術を活用し、手作業工程が適正に行われているかリアルタイムでチェックできる作業検査カメラ「RICOH SC-20」を 7 月 3 日に発売することを発表した。
同製品は、「RICOH SC-10A」の後継機に位置付けられるもの。PC 不要で簡単に使える操作性は前身機そのままに、センサー画素数を約100万画素から約800万画素へ増やし、高解像化による判定精度の向上を実現したほか、カメラ単体での作業ログデータの閲覧によるトレーサビリティの確保、 バーコード・OCR読み取りなどの有償のオプション機能も追加した。
また、カメラのレンズを交換式にすることで焦点距離の選択肢が増え、これまで対応できなかったワークサイズ(対象物の大きさ)にも対応でき、活用の幅が広がる。
従来は難しかった小さな部品の取り付け状況や取り付け方向のチェック、質感マッチング判定による不織布やスポンジなどの有り無し検査が可能となる。
例えば、自動車部品、電気・電子機器、精密機器など のセル生産方式における手作業での組み立て工程など、目視検査では限界があった箇所のチェックも 可能になり、作業品質の向上が期待できるほか、手作業工程における欠品や組立ミスによる不良の低減、 手作業工程後の目視検査工程の廃止も可能となる。

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