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大日本印刷・「埼玉県資源循環の見える化実証実験」で「日本DX大賞」特別賞を受賞

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は6月26日、「埼玉県資源循環の見える化実証実験」の取り組みで、一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会(代表理事:森戸裕一氏)が主催する2023年度「日本DX大賞」の「SX・GX部門」に応募し、特別賞を受賞したことを発表した。
授賞式の様子(DNP社員の尾野さん:左の写真の左から3番目、右の写真の右から1番目)
■特別賞を受賞した「埼玉県資源循環の見える化実証実験」について
受賞対象となったこの取り組みは、埼玉県や企業と連携して2022~2023年に実施したもの。
生活者から回収した資源をリサイクルする過程でのCO2排出量などを可視化して発信するとともに、それによる「生活者のリサイクルに対する意識変容」の効果を検証した。
具体的には、家庭から出る使用済みプラスチックを対象とし、店頭での回収から再資源化の「静脈産業」と呼ばれるプロセスと、再生した資源を活用して製品化する「動脈産業」と呼ばれるプロセスについて、各種情報を集約して数値化し、Webサイトなどで発信した。
複数の企業・自治体等が関わるリサイクル工程の全体を可視化し、集約したデータを生活者に分かりやすく発信することが、リサイクルに対する生活者の意識変容につながるという実証結果を得た。引き続き、生活者のリサイクルの行動まで変えていけるように取り組みを強化していく。

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