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X-Riteが色のデジタル化・数値管理の必携ツールを本格展開へ
X-Rite(エックスライト社)は8月21日、印刷工程における色の品質管理をサポートするソフトウェア「ColorCert QA(カラーサート・キュー・エー)」を日本において8月21日より本格展開することを発表した。
ColorCert QAは、大人気の分光測色計eXact(イグザクト)シリーズやCi64、Ci62を利用中の印刷会社やコンバーターだけでなく、測色計を使用した色の品質管理をこれから開始されようと考えているユーザーにも最適なソフトウェアとなっている。
昨今、世界の印刷業界においては、ターゲットとする「基準色」を数値で指定し、ソフトウェアを用いて基準色の達成状況をモニタリングしながら、色を濃度で調整するという作業工程は、標準となりつつある。
その理由としては、視覚的な評価や現物色見本の使用だけでは、照明条件に左右され、評価者や拠点間の基準にもばらつきが伴う可能性もあるからである。
「デジタルデータ」を基準に定め、ColorCertに代表されるようなQA(品質保証)ソフトウェアで管理することにより、大量生産における色の仕上がりを容易に一定に保つことが可能になる。
ColorCert QAを使用することで、色の正確性を向上させ、色の問題の早期発見によりオペレーションを効率化し、関係者間の色のコミュニケーションを格段に実施しやすくなる。