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大日本印刷・オンラインで患者の服薬状況を確認できる「服薬サポートサービス」の実証実験を 三重県の広域連携モデルで実施

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は9月5日、患者の服薬状況をオンラインで確認できる「服薬サポートサービス」を利用して、DNPが取り組む三重県での広域連携モデル「美村(びそん)」プロジェクトと連携した実証実験を開始したことを発表した。
「美村」は、三重県中・南部の多気町・大台町・明和町・度会町・紀北町が連携し、5町で1つの仮想自治体として、共通のデジタルシステムを活用した魅力的な地域づくりを推進するもの。
今回、「服薬サポートサービス」の実証の第一弾として、同サービスの有用性や診療所や薬局での運用課題などを調査する実証実験を2023年3月~5月に大台町で行った。2024年度には対象エリア・規模を拡大した実証実験を予定している。
DNPは今回の成果を踏まえ、2024年に「美村」の複数の診療所・病院・薬局と連携して、薬剤師から患者へのオンラインでの指導を含む第二弾の実証実験を行う予定。
主に高齢化が進む地域での生活習慣病の薬物治療を対象とし、「服薬サポートサービス」の実用化を進め、治療継続率の向上による重症化予防を支援するなど、地域住民の健康寿命の延伸や医療費の適正化に貢献していく。

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