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キャノンMJ・キヤノンPPS製コントローラー搭載のミヤコシ製1200dpiモノクロ輪転インクジェットプリンター「MJP20JXR」を発売

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(キヤノンMJ)とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社(キヤノンPPS)は、株式会社ミヤコシ製の1200dpi モノクロ輪転インクジェットプリンター「MJP20JXR」を10月4日より販売開始した。
「MJP20JXR」は、印刷速度160m/分、横幅6.5m、設置面積11.72㎡のコンパクト設計によって高生産性を実現したもの。キヤノンPPS製のコントローラーの搭載により、直感的なジョブ管理とプリンター操作が可能で、円滑な業務の遂行をサポートする。
国内印刷市場では、多品種少量印刷やオンデマンド印刷の需要の高まりを受けて、プリンターのデジタル化が進んでいる。中でもDPS(データプリントサービス)市場では、請求書やダイレクトメールなどに、顧客ごとに必要な情報を出力するバリアブル印刷に対応するため、デジタル印刷への移行が不可欠となっている。
一方で、印刷現場ではコストや設置面積の優位性からモノクロインクジェットプリンターのニーズが依然存在している。
こうした課題やニーズに対応するため、 「MJP20JXR」は、省スペース・高生産性を実現するとともに、キヤノンPPS製コントローラーの搭載により、操作性を向上したことで現場のニーズに即した製品仕様を実現した。
さらに、同製品では新乾燥システムの導入により160m/分の高速印刷を実現。
 近赤外線を用いたIRヒーターを採用した新乾燥システムの導入により、乾燥効率が向上したことで印刷速度が160m/分と高生産性を実現。高速印刷によりプリンターの稼働時間を短縮することで、省エネにも貢献するほか、用紙に接触せず乾燥させることで、用紙へのダメージを軽減する。
また、印刷と検査が連動する検査装置とのシームレスな連携を実現したほか、SXデータなど従来形式のデータ フォーマットをPDFに変換するプリントマネジメントシステム「Connect Works Manager(コネクト ワークス マネージャー)」と連携することにより、DPS特有のデータへの対応を強化し、印刷業務範囲の拡大に貢献する。
キヤノンMJとキヤノンPPSは、省スペースかつ高生産性、そして優れた操作性を実現する「MJP20JXR」により、顧客の印刷ビジネス拡大をサポートし、今後3年間で20台の販売を目指す。

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