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富士フイルムBI・6つの製品・技術が「グッドデザイン賞」を受賞

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(富士フイルムBI))は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2023年度グッドデザイン賞において、グラフィックコミュニケーション事業分野の製品や技術、合計6点が「グッドデザイン賞」を受賞した。
今回の受賞は、外観デザインの美しさのみならず、優れた性能や快適な操作性を実現するデザインなどに対する高い評価を受けたもの。受賞したうち「構造色インクジェット技術」は、「グッドデザイン・ベスト100」にも選定された。
受賞製品は次の通り。
■「構造色インクジェット技術」<グッドデザイン・ベスト100>

特定の光波長を反射する微細構造をインクジェットで形成することで、色素がなくとも発色する「構造色」を発現させる技術。モルフォ蝶やタマムシのような構造色の色彩や自然界に無い構造色のパターンもインクジェット印刷で自在に描画でき、デザインの可能性が広がる。
■プロダクションカラープリンター「Revoria Press PC1120」

CMYKトナーに加え最大2色の特殊トナーを搭載した6色トナー使用時も、120頁/分の高速プリントによる高い生産性、2400×2400dpiの高い出力解像度による高精細な表現、プリンターの生産性を最大限に引き出す高性能なプリントサーバーが特長。世界初の接着機能を持つ圧着トナーは、販促目的で使用される圧着はがきなどの制作工程を効率化する。
■プロダクションプリンター「ApeosPro C810/C750/C650」

美しい出力品質、幅広い用紙汎用性で、さまざまな販促物もスピーディに作成できる。プロユースでありながら、100V電源を実現し、セキュリティーをはじめ、複合機に求められる最新の機能をしっかり備え、一般のオフィスワークにも「1台2役」で活用可能。ビジネスの可能性を大きく広げる。
■印刷工程管理ソフトウェア「Revoria One Production Cockpit」

印刷の全工程を1か所で管理可能な、統合型ワークフローシステムを実現するソフトウェア。「オープン化」「自動化」「見える化」により、生産性向上と業務改善に貢献する。印刷工場のスマートファクトリー化を実現し、印刷ビジネス拡大のための変革を推進する。
■軟包装用水性インクジェットデジタルプレス「Jet Press FP790」

水性インクを使用する軟包装用インクジェットデジタル印刷機。食品用の軟包装印刷にも安心して利用できる水性顔料インクを使用し、最大790㎜幅のロールメディアを50m/minのスピードで高速印刷可能。BOPPやPETフィルムに印刷するための前処理により水性インクでも高い定着性を可能とし、1200 X 1200 dpi の印刷ヘッドにより高解像度で、2つのホワイトインクジェットチャネルにより鮮やかな発色による最高品質の印刷が可能となる。
■「メタリックインクジェット技術」

独自の分散技術とインクジェット技術を掛け合わせることで、輝度の高いメタリック印刷を可能とした技術。インクジェットの特長を活かしたグラデーションや質感表現、カラーメタリックなど、表現の可能性を広げる印刷技術となっている。

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