KOMORI・つくばプラント内にKGC-S（Komori Global Center-Security）を開所

株式会社小森コーポレーション（東京都墨田区、持田訓社長、以下：KOMORI）はこのほど、つくばプラント内にKGC-S (Komori Global Center-Security)を開所した。
　KGC-Sは、”Power to the Print”と”Trust in Print”をコンセプトに、KOMORIが65年以上を掛けて築き上げたセキュリティープリントテクノロジーを銀行券・ハイセキュリティー印刷分野に関心のある政府機関や印刷会社並びにサプライヤーに向けて、印刷デモンストレーションやトレーニング、R&D活動を通して提供する最新鋭の施設となる。
　銀行券印刷の基盤印刷技術は、オフセット印刷・凹版印刷・番号印刷で構成され、どれも欠かすことのできない重要なセキュリティー印刷技術となる。近年の銀行券は、基盤印刷技術に加え、偽造防止効果のあるセキュリティーデバイスを付加する傾向にあり、高度な偽造防止が求められる中、KOMORIは基盤印刷技術をさらに強化していく。
　KGC-Sには、あらゆるセキュリティープリントテクノロジーを体現できる銀行券印刷機械およびそのシステムが導入されており、セキュリティー印刷のエキスパートが顧客の抱える課題を解決する体制が整っている。
　”Power to the Print”と”Trust in Print”の考えのもと、世界中の政府機関や印刷会社並びにサプライヤーに信頼されるKOMORIであるために、そして世界一安全で信頼される銀行券を世界中の人々に届けるために、KGC-Sを活用していく。
　KOMORIはこれからも、次世代のセキュリティー印刷技術を創造し、国・企業・個人のアイデンティティーを守る事業活動に取り組んでいく。