大日本印刷とセキュアワークス・日本企業が侵害されやすいサイバー攻撃の対策を学ぶ演習を共同で開発

大日本印刷株式会社（以下:DNP）は、サイバーセキュリティソリューションを提供するSecureworks, Inc.（米国、NASDAQ: SCWX）の日本法人・セキュアワークス株式会社と共同で、日本企業が侵害されやすいサイバー攻撃手法をシナリオに採用した体験型実践演習（ハンズオン）の「サイバー攻撃対処コース」を開発した。
同本コースには、仮想環境（サイバーレンジ）を使った体験型実践演習のシナリオに、セキュアワークスが提供する「Red Teamテスト」（実際のサイバー攻撃と同等の攻撃を仕掛けて、企業・組織のセキュリティレベルを評価するサービス）の知見を組み込んでいる。
受講者は演習を通じて、多くの日本企業に有効だったサイバー攻撃手法や最新トレンドを体験するとともに、脅威事象（インシデント）への組織的な対応能力について講義でも習得できる。演習と講義の両面で、企業へのサイバー攻撃に対する「検知・対応・復旧」を強化する。
「サイバー攻撃対処コース」について
https://www.dnp.co.jp/cka/course/ir-fundamental-3days.html
今後の展開としてDNPは、製造業をはじめ、エネルギーやインフラ関連等の企業・団体のIT担当者・CSIRT等に「サイバー攻撃対処コース」を提供していく。また、DNPとセキュアワークスの両社は、今後も最新のサイバー攻撃のトレンド等に合わせてアップデートした演習を提供していく。