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ホリゾン・ジャパン「SMART SOLUTION FAIR 2023 IN KYOTO」を11月8日~10日に京都ショールームで開催へ
ホリゾン・ジャパン株式会社は、11月8日(水)から10日(金)までの3日間、京都市南区の京都ショールーム「Horizon Park Square」を会場に、「ホリゾン・スマートソリューションフェア 2023 in 京都」を開催し、自動化・省力化を実現する製本・加工機器を披露する。会場ではシートカット&クリーサーと圧着加工機のインラインシステム、MISやワークフローシステムを連携させた印刷から製本までのワノペレーションシステム、インライン無線綴じ製本システム、紙折り機とパレタイズシステムの連携など、機器やソフトウェアをつないだソリューションで、作業者のタッチポイント削減を提案。会期中、各日ともに午後1時30分からデジタル印刷業務に20年間携わってきた兵藤伊織氏とホリゾン・ジャパンプロダクション営業部の真木裕之部長をパネラーに「アメリカ印刷市場視察から見えたサスティナブル経営の実例」と題したセミナーも開催され、アメリカ印刷市場でのサスティナブル経営の最新動向と実例に焦点を当てた意見交換が行われる。
主な出展製品と概要は次の通り。
【自動化と製本品質の向上を追求した次世代型中綴じ製本システム】
■ペラ丁合鞍掛け中綴じ製本システム「StitchLiner Mark Ⅳ」
多品種少量生産に対応するために、全自動化することでセット替えの時間を極限まで短縮。筋入れ機構や突き揃え機構、折り部、針金の長さ調整、断裁前の位置調整など、各工程における高精度な調整と加工技術で高品質な製本を実現する。
【パレタイズロボットやAGVを採用することで用紙積載・搬送の省力化を実現】
■紙折機パレタイズシステム「AFV―566FKT+PSX―56+パレタイズロボット」
単純作業や重労働をロボットに任せることで人員配置を最適化でき、労働環境改善にもつながる。展示会場ではパレタイズロボットの単体展示となる。
【小ロット生産から中ロット生産まで幅広い生産に対応】
■小・中ロット向け無線綴じシステム MiniCABS(MG―600+LD―MG600+LBF―500+BQ―500+HT―80)】
自動化による優れた操作性と大型製本機に匹敵する性能で製本品質の安定化を実現し、多様化する市場のニーズに柔軟に応える。
【用紙の自動給紙から型抜き、製品と抜き枠の分離、搬出までをワンパスで処理】
■ロータリーダイカットシステム「RD―N4055】
オフセット印刷やデジタル印刷後のさまざまな用紙に全抜きや半抜き、罫押し加工を施すことが可能。名刺やカード、ステッカー、ラベル、パッケージなど、多種多様な製品の生産に対応する。
【圧着DMの生産効率向上を実現】
■紙折機とハママツ製熱圧着機のインライン化
プロダクションプリンター「Revoria Press PC1120」で圧着DMの画像と宛名の印字・糊の塗布をワンパス化し、ホリゾンの「SMSL―100」でカット。その用紙を紙折り機「AF―406」でV折りにし、ハママツ社の圧着機 で圧着するまでのインライン化で圧着DMの生産効率向上を実現する。
【印刷から製本まで、ワンオペレーション化】
■自動化構想の実現への実現
JSPIRITSの印刷業総合管理システム「PrintSapiens」を基幹システムとして、ホリゾンの設備稼働状況可視化システム「iCE LiNK」と、リコーの印刷ワークフローシステム「BatchBuilder」、デジタル印刷システム「RICOH Pro C7200Sシリーズ」をデータ連携させ、受注から制作、印刷、製本断裁、仕上げ・箱詰め、在庫管理・配送手続き、配送までを自動化する。
【省人化と生産性の向上を実現】
■インライン無線綴じ製本システム
無線綴じと断裁の2つの工程をインライン化することで、1工程にまとめることが可能。製造にかかる人手を減らすことができる。