NEWS

ニュース

大阪シーリング印刷 ・「2色発色のトップシールサーマル」開発

視認性アップ・透明性により視覚訴求が可能に

販促物・蓋容器・印字用リボン、3つの資材削減

OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷株式会社(大阪市天王寺区、松口正社長)はこのほど、「2色発色のトップシールサーマル」の開発に成功したことを発表した。
同製品は、黒と赤の2色のサーマルインキを部分塗工したトップシールサーマルで、資材削減において3つのベネフィットがある。
ひとつ目は、赤色印字により視認性が高まり、販促物(POPシール)が不要になること。ふたつ目は、容器にトップシールすることで蓋容器が不要となること、三つ目はサーマル印字が可能で、印字用リボンが不要となること。
さらに、シール製造で培った技術により部分塗工を可能にし、サーマル塗工しない箇所は透明性を活かし、中身の視覚訴求が可能となり、主に食品メーカーや総菜メーカーにて使用されること想定して開発されている。
OSPグループではCO2削減やSDGsなどの観点から、環境配慮型製品の開発に取り組んでいる。開発は脱プラスチックフィルムにとらわれず、製品がクライアントのどのような特性の商品に使用されるか、どのような製品があれば社会の課題解決につながるかという着眼点で開発を行っている。
同製品は、資材を減らすことで環境配慮やクライアントのコストダウン、併せて販促物のPOPシール貼りが不要になることで、省人化のお手伝いにもつながると考えて開発に着手した。

ページの先頭へ戻る