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「広報とみや(富谷市広報誌)」・カーボンオフセットの採用でCO2排出ゼロ印刷を実現
富谷市では、2050 年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」を宣言し、現在は地球温暖対策実行計画の策定を進めている。
脱炭素社会の実現に向けた実行計画の先行的な取組として、広報紙の印刷や配達時に排出されるCO2 を実質ゼロにする「カーボンオフセット」を広報とみや12 月号より導入した。
宮城県中部に位置する富谷市は、「住みたくなるまち日本一」を目指している。現に賃貸住宅大手の大東建託が発表した「居住満足度調査:いい部屋ネット 街の幸福度&住み続けたい街ランキング2023<東北版>」では、「住み続けたい街」は、宮城県富谷市が3年連続1位になっている。
富谷市は「街に誇りがある」と「住みここち」のランキングでも1位、「街に愛着がある」は2位、「街の幸福度」は3位に入った。居住者からは「周辺施設が充実している」「市民の声を積極的に行政に反映してくれる」などと高く評価されている。
また、富谷市の歴史街道を歩けば、人情や心いやす景観と出会い、新しい街角や公園を行けば、快適でにぎやかな笑顔に出会う。昔ながらの味わいと、最先端の楽しみが交差するまちでもある。
広報とみやでは、既に環境配慮を重視した「水なし印刷」を導入しており、これに「カーボンオフセット」を加えた取り組みは、自治体広報紙では東北初、全国で3 例目となる。
全世帯へ配布する「広報とみや」において、印刷や配達にかかるCO2 排出量を算定・可視化し、相当分をその削減活動などに支援することで地球環境へ貢献するとともに、市民に地球温暖化防止活動への普及啓発を図っている。