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OSP・廃棄する剥離紙をリサイクル活用させた環境配慮型製品 「剥離紙リサイクルラベル」開発に成功

大阪シーリング印刷株式会社(大阪市天王寺区、松口正社長)は12月6日、剥離紙を再生した「剥離紙リサイクルラベル」の開発に成功したことを発表した。
同製品は、シール・ラベルの剥離紙を100%リサイクルした再生紙を表面基材に使用したラベルであり、環境配慮型製品となる。
シリコーンを使用している剥離紙は、リサイクルするには難しいという課題があったが、同社では廃棄している自社の剥離紙を資源として有効活用すべく、リサイクル技術の研究開発を続け、このほど成功したことにより、ラベル化への活用に至った。今後もより高度な技術を目指し、環境負荷軽減に貢献していく。
■開発背景
同社では、環境負荷を低減した製品開発を進める中で、シール・ラベルの剥離紙を資源として有効活用することは、 長年の課題であったが、同社ではシール・ラベル事業を展開する企業として、社会的責任を果たすべく開発に着手した。
また、OSPグループは、さまざまな社会環境の変化に対応しながら、課題解決と事業活動の両立を図ることで持続可能な社会の実現を目指す「サステナブル経営」を行っている。
事業活動を通じて経済と社会と環境の調和を目指し、サステナビリティに関する方針を掲げてSDGsに取り組んでおり、その一環として、SDGsの17の目標のひとつ「12.つくる責任 つかう責任」を遂げることも目指している。

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