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OSP・ポリオワクチン1000名分を途上国の子どもたちへ届ける

大阪シーリング印刷株式会社(大阪市天王寺区、松口正社長)は、 日本リユースシステム株式会社(東京都港区、山田正人社長)が運営する「古着 deワクチンまごころプロジェクト」の回収キットを追加購入した。
同プロジェクトは、不要になった衣類や服飾雑貨の専用回収キットを購入することで、「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」を通じて、途上国の子どもたちへポリオワクチンを贈る活動。回収品は再利用のほかに、回収・輸出・販売の過程で新しい仕事や雇用を生み出す。
サステナビリティの方針を掲げてSDGsに取り組んでいるOSPグループは、この活動に賛同し、10月に企業・ 団体向けの「まごころプロジェクト(Bプラン:専用回収キット100)」に参加した。今回は回収キットのみ200セットを追加で購入し、2回目の衣類・服飾雑貨の回収に取り組む。

■社内に広がる社会貢献活動の取り組み

同社がこの活動に参加したきっかけは、営業事務職の服装が制服から私服に切り替わることで不要になる 制服の活用であった。営業部門の取り組みを知った製造部門や管理部門から「私たちも活動に参加したい」という声が挙がり2回目が決定した。
今回は工場の制服を中心に回収。1000名分のワクチンを贈ると同時に、衣類などの回収を通して従業員のSDGsの意識向上を図る。

■衣類や服飾雑貨を通じてつながるSDGsの輪

専用回収キットを購入して不要になった衣類や服飾雑貨を発送する取り組みは、キット購入によりポリオ ワクチンを贈るほか、衣類や服飾雑貨が途上国でリユースされるまでの過程において、社会で多くの人々のつながりを生す。回収された衣類の選別作業や輸出業務、世界各地における販売では新しい雇 用を生み、衣類はサステナブルな活用により脱炭素に貢献する。
キットは全国の福祉作業所で製造を依頼、デザインは障がい者アーティストや団体の作品を採用することで芸術活動の支援など、ひとつひとつがつながり、17あるSDGsの目標のうち、9つのゴールを達成することができる社会貢献活動となる。

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