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大日本印刷・AIのさらなる活用に向けて「DNPグループAI倫理方針」を策定

大日本印刷株式会社(以下:DNP)はこのほど、グループの全社員がAI(人工知能)関連の開発や利活用を行う際の基盤となる「DNPグループAI倫理方針」を2024年1月に策定した。
DNPグループは、この方針に基づき、AIの適切かつ効果的・効率的な利活用を推進し、事業活動・研究開発活動等での価値創出を加速させていく。
■「DNPグループAI倫理方針」策定の背景
近年、世界的にAIの利活用が進む中で、AIの不適切な使用による人権やプライバシーの侵害、差別の助長、偽情報の発信などが課題となっています。これらの課題に対し、主要7ヵ国(G7)による「国際指針」や欧州連合(EU)による包括的規制となる「AI法」など、世界標準のルールづくりが行われている。
こうした状況に対してDNPグループは、持続可能なより良い社会、より心豊かな暮らしの実現に向けて、AIを価値創出に適切かつ効果的・効率的に利活用していくため、「DNPグループAI倫理方針」を策定した。
■「DNPグループAI倫理方針」について
DNPグループは本方針の遵守を徹底するとともに、AI関連の技術・社会環境・価値観・法令等の変化・進化への理解も深めて、積極的にAIを利活用していきます。本方針は、AIに関わる全ての事業と、業務プロセス等におけるAIの利活用に適用する。
今後の展開としてDNPは、「DNPグループAI倫理方針」に基づいて社内ルールを整備し、DNPグループの全社員を対象として本方針と社内ルールに関するeラーニングを実施するなど、遵守の徹底を図っていく。また、生成AI等の開発者が参加するプロジェクト等でも、本方針および社内ルールに関する周知・徹底を行う。

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