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OSP・日本百名山のひとつであり、滋賀県内最高峰の伊吹山 動物・植物・人間の最適なバランスを目指した活動に賛同
「伊吹山植生復元プロジェクト」の連携協力に関する協定書を締結
大阪シーリング印刷株式会社(大阪市天王寺区、松口正社長、以下:OSP)は、「伊吹山植生復元プロジェクト」の連携協力に関する協定書を1月30日に滋賀県米原市と締結したことを発表した。
同協定は、OSPと米原市がそれぞれの資源の活用を図りながら地域の資源を後世に守り、地球温暖化対策や自然保護の持続的な推進を図ることを目的としている。
米原市は、OSPの滋賀工場やタック紙の製造・販売をしているOSPレーベルストック株式会社の本社があり、グループにとって縁の深い都市となる。その市の取り組みのパートナーとなるべく今回の連携協力に至った。
■ステッカーの寄贈
OSPが長年培った印刷やシール加工技術を活かし、「伊吹山植生復元プロジェクト」の啓蒙活動や推進に活用されるように、プロジェクトのロゴステッカー8種類のデザインを、合計1万4000枚を寄贈。デザインは人間の手のひらに伊吹山、生息するシカ、草花が描かれたもので、人と動物と植物の最適なバランスをイメージされたものとなっている。
■伊吹山植生復元プロジェクト
滋賀県米原市と岐阜県にまたがる伊吹山は、標高1377mを誇る滋賀県の最高峰で日本百名山にも選ばれている。山頂は国指定天然記念物のお花畑が広がり、固有種を含む希少植物も生育し、多様な植物の宝庫として県内でも人気の観光スポットとなっている。
近年は地球温暖化や積雪減少の影響でニホンジカが生息しやすい環境となり、狩猟者の減少によってニホンジカが増加した結果、貴重な植物の食害と踏圧で荒廃が進み斜面が裸地化し、土砂流出や斜面崩壊など危機的な状況が続いている。自然豊かな伊吹山の復元に向けてニホンジカの捕獲強化や南側斜面崩壊防止・ 植生回復対策、山頂域の植生保全に取り組んでいる。