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トッパン・フォームズ・「バイオマスマーク」に対応した環境配慮型ラベル製品を提供開始

粘着剤に生物由来の素材を使用
-20℃以下でも脱落しにくく冷凍品にも安心して使用可能

 

 

トッパン・フォームズ株式会社(以下トッパンフォームズ)はこのほど、粘着剤に生物由来の素材を使用した環境配慮型のラベル製品「バイオマスラベル」を開発し、提供を開始した。
昨今、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の中でも中核的なテーマである地球環境問題への対応に対する社会的な要求は一層高まっており、環境経営や環境に配慮した製品づくりが求められている。
しかし、物流などに使用されるラベルは、環境に配慮した素材を使用しているものが少なく、環境配慮型製品が幅広く展開されている状況ではなかった。
今回開発された「バイオマスラベル」は冷蔵・冷凍の温度帯(-20℃以下)でも強い粘着力を維持することが可能で冷凍食品などの低温管理が必要なシーンでも安心して使用できるもの。同製品は運用に合わせてサイズやシート内のレイアウトを自由にカスタマイズすることができ、物流以外にも食品や医薬品、百貨店などさまざまなシーンでの活用が可能となる。
「バイオマスラベル」に加え、既存の低温環境対応配送用ラベル「EXフォームサーマルコールドタイプ」「EXコールド一体型」も環境配慮型の粘着剤を使用することが可能となり、同粘着剤を使用した3製品が一般社団法人日本有機資源協会の「バイオマスマーク」に対応している。粘着剤に使用されているバイオマス原料の乾燥重量割合は25%となっている。
今後は、食品業界、百貨店業界、物流業界、医薬品業界を中心に同製品を拡販し、2025年度までに累計2億円の売り上げを目指す。
また、2025年までに同社が提供するラベル製品の約4分の1を「バイオマスマーク」対応製品へと切り替えることを目標としており、今後もSDGs達成に貢献する取り組みを加速していく。

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