NEWS

ニュース

大日本印刷・両面採光型太陽電池モジュールの発電量を向上させるシートを提供開始

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、両面採光型太陽電池モジュールの発電量を向上させる「DNP太陽光発電所用反射シート」の提供を開始する。
同製品は、両面で光を受けて発電するタイプの太陽電池モジュールが設置された発電所の地面に敷設するシート。太陽光の反射能(アルベド)を向上させることでモジュールの裏面に入射する光を増加させて発電量を高める効果がある。
2020年から北海道旭川市の太陽光発電所で同製品の実証実験を行っており、このシートの効果によって、発電量が約6%向上することを確認している。
また、敷設から3年が経過した現在でもその性能を維持していることも確認できている。
今後の展開としてDNPは、両面採光型太陽電池モジュールの導入を検討している発電事業者や、太陽光発電所の設計・調達・建設等を手掛けるEPC(Engineering/Procurement/Construction)事業者、運用・メンテナンス等を手掛けるO&M(Operation & Maintenance)事業者等に同製品を提供し、2025年度までに累計50億円の売上を目指す。

ページの先頭へ戻る