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サカタインクス・廃棄物のサーキュラーエコノミー実現に向けた実証実験を開始
サカタインクス株式会社はこのほど、印刷関連業界における廃棄物の回収から処理、資源の再生までの循環システムを構築し、サーキュラーエコノミーの実現を目標とする実証実験を開始した。
SDGsやサステナビリティが社会の大きなテーマとなる中、印刷関連業界においても環境に配慮した製品やサービスなど、さまざまな取り組みが行われている。
同社は、植物由来材料を一部に使用したボタニカルインキなど、環境に配慮した製品の展開や生産・販売の過程で発生するCO2の削減に取り組んでいる。
一方で、同社を取り巻く事業環境においては、インキや溶剤をはじめ、紙やフィルム、容器などのさまざまな廃棄物が発生しており、産業廃棄物として処分されている。
同社はこのような状況の改善に向けて、廃棄物の再資源化に向けた循環型システムを構築することで、印刷関連業界の環境面、経済面で大きなメリットを創出し、社会課題の解決にも貢献可能なサーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みを開始した。
同社は国内4事業所にて発生する以下の産業廃棄物について再資源化を目指す。