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【「JP2024・印刷DX展」出展情報】富士フイルムグラフィックソリューションズ

富士フイルムグラフィックソリューション株式会社(以下:FFGS)では、これまで「デジタルプレスとオフセット印刷機の共存による生産環境の最適化」を提唱してきた。
これはオフセット印刷機とデジタルプレスの特長を活かして生産環境を最適化することで、印刷会社が成長分野へ投資する経営資源(人材・設備・時間・資金)を生み出す提案となる。
「JP2024・印刷DX展」では、これまでの活動で見えてきた「最適な生産環境」を実現するための4つのポイントについて具体的なソリューションとともに紹介する。
■POINT1:現状把握(ジョブ分析)
FFGSでは、顧客の印刷作業実績といったデータを独自の手法で分析し、ジョブの傾向や生産設備の稼働状況、オペレーターの作業状況などから「通し枚数」「作業時間」「コスト」などの観点で現状を可視化している。
この分析結果と、これまでに全国140社以上、5万ジョブ以上の分析を実施して把握した傾向をもとに、各印刷機の最適な運用基準などについて、顧客と一緒に検討を行っている。
「最適生産コーナー」では、実際の顧客の事例も交えて「最適な生産環境」の効果について紹介する。
■POINT2:高品質・高信頼のデジタルプレス
これまでのPOD機とは全く異なる設計思想で「オフセット品質」と「高い稼働安定性」を実現した「Revoria Press PC1120」のサンプル展示を行い、その色品質や安定性が体感できる。また、新たに機能を拡充した「検査マネジメントシステム」の紹介も行う。
出力物の絵柄を高速・高精度に読み取り、微小な汚れやスジなどの印刷不良を瞬時に検出。不良ページはトップトレイに排出され、自動でリカバリー出力されるため、目視での検品作業の負担が軽減でき、より効率的・安定的なデジタル機運用が実現できる。
■POINT3:生産管理の効率化
複雑な生産設計作業を効率化するソリューションとして、AIによる自動化を実現する「Phoenix」を実機で紹介する。
「Phoenix」は、オフセット印刷とデジタル印刷のジョブが混在する中でも、AIによって、最も効率的な生産スケジュールを素早く導き出すことができる。
これにより、生産管理部門の負荷を大幅に軽減でき、作業時間の短縮、資材のムダの削減にも貢献する。
「Revoria Press PC1120」を中心に、既存のオフセット印刷も活かした最適な生産環境を実現するソリューションや、新規ビジネスにつながるヒントを提案する。
オフセットとデジタルが共存した最適な生産環境により、オフセット分野はもちろん、デジタル分野の効率的な生産環境の実現が可能となる。
また、デジタルプレスの複数台運用において、入稿から出力までのプリプレス工程を効率化するデジタルワークフローソフトの新製品「Revoria XMF PressReady」も紹介する。
■POINT4:高精度なカラーマネージメント
オフセット機とデジタル機をより柔軟に併用するには、オフセット機の色のバラツキを抑え、デジタル機との色品質の統一を図ることが必要となる。
FFGSでは、単に色をデバイスの色を合わせる「カラーマッチング」だけではなく、色に関する課題の見える化から、色品質の統一に向けた色基準づくり、維持管理まで、一貫したサポートを提供している。
このほかにも、高い基本性能は従来プレートそのままに、画像視認性が飛躍的に向上した最新の無処理版「ZX」の実物展示をはじめ、「Revoria Press PC1120」の各種サンプル(セキュリティプリント、圧着ソリューション)、「ApeosPro」(実機)による各種メディアの出力サンプルなど、新規ビジネスのヒントとなる幅広いソリューションを披露する。

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