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「JP2024・印刷DX展出展概要」】コニカミノルタジャバン
コニカミノルタジャパン株式会社は、「やってみたい。をカタチに~コニカミノルタ式課題解決~」をテーマに、社会課題と印刷業界の課題に焦点を当て、それに対する具体的なアクションを通じて新たな視点を提供する。来場者の「やってみたい。」を形にできる場として、さまざまなソリューション展示を通じて、デジタル印刷がもたらす感動やクリエイティビティが体感できるブースづくりをコンセプトとした。
メイン展示機となる「AccurioPress C84hc(アキュリオプレス C84hc)は、ハイクロマトナーを採用したコニカミノルタ独自のデジタル印刷機で、RGB領域の印刷に適した色域を持つユニークな製品となっている。
さらに、カラー印刷と組み合わせた箔加工が可能なオンデマンド箔押し機「AccurioShine 101(アキュリオシャイン101)」を同時展示し、付加価値のある新しいデザインの可能性を訴求する。
また、ブース内では ①見える化②付加価値③創注といった3つのテーマでプレゼンテーションを実施し、顧客の「やってみたい。」を実現するアイデアを紹介する。
【見える化】
新たな受注窓口として導入実績も増えている、印刷通販サイトin2site(インツーサイト)で受注した商品を、安価で導入可能な業務管理ソフトウェアと同社アプリケーション「AccruioPro(アキュリオプロ)シリーズ」を連携させた印刷業務の「見える化」についての実演を交えたプレゼンテーションを実施する。
受注されたJOBから製品の出力までの工程や、単品損益の見える化の実現に向けた具体的なアクションを披露し、業務の見える化やデジタル化を推進することにより、さまざまなメリットが生まれるのは分かっているが具体的にどうすれば良いか分からない、といった悩みについて解決策を提案する。
【付加価値】
他社との差別化やロイヤルカスタマー宛ての印刷物活用など、従来とは異なる印刷物を求められるケースがある。2023年11月に発売した「AccurioPress C84hc」は、ハイクロマトナーを採用した広色域なデジタル印刷機で、特にRGBで作成されたデータを、従来に比べよりディスプレイに近い色で再現することが可能となる。CMYKデータはプロファイルにより、通常のCMYK再現も可能なため用途に応じて活用できる。
さらに、オンデマンド箔加工機「AccurioShine 101」での箔加工後に追い刷りをすることでメタリックカラーのデザインにも対応し、表彰状や年賀状への用途だけではない箔デザインの幅を広げる。
印刷物に「付加価値」を提供することができるデジタル印刷機とオンデマンド箔、それらを活用した各種サンプルを展示し、これまでにないデザインの可能性が体感できる。
【創注】
今回初めて参考出展する画像生成AIソリューションは、デザイン制作においてクライアント・営業・デザイナー間のコミュニケーションを円滑にするプラットフォームとなる。
商談時に言葉では伝えにくかったイメージをその場で作成・確認し、そのまま制作サイドへ伝えることができるため制作フローの効率化を行える。
また、印刷会社がクライアントへ印刷物を提案するシーンにおいて、その価値を伝えることも重要となる。独自の画像解析技術と感性脳科学を組み合わせて人の感性を定量的に可視化する「EX感性」は、担当者個人の趣味嗜好にとらわれない、根拠のあるデザイン提案をサポート。効果のあるデザインを効率的に提案することで印刷会社への信頼性を高め、さらなる案件の創出に寄与する。
このほか、仕上げ断裁までを自動化するインライントリマーユニット「TU―510」によるデモンストレーション、参考展示となるカード仕上げ大容量排紙トレイなど、さまざまな製品を展示する。