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デュプロ精工・スイスの印刷後加工機メーカーMultigraf AG 社の株式取得

デュプロ精工株式会社(和歌山県紀の川市、橋口英樹社長)は、欧州において紙折機やカッター・クリーサーなどの印刷後加工機事業を展開しているスイス企業のMultigraf AG(本社:スイス)の発行済株式100%を取得し、子会社化した。
同社はデジタル化が進む印刷業界で、デジタル印刷向けの後加工機のリーディングメーカーとして「熟練のスキルがなくても、ボタンひとつで各種後加工を1度に仕上げる高機能ソリューション」をコンセプトに、印刷現場のスキルレス化、自動化、効率化を進める製品を開発している。
今回、Multigraf AG の株式を取得することは、同社が展開するデジタル印刷向け後加工機市場での成長投資の一環となる。
Multigraf AG は、40年前に設立され、欧州では高速で耐久性のある後 加工機メーカーとしての地位を確立している。近年ではデジタル印刷向けのマルチフィニッシャーにも注力し、市場から高い評価を得ている。
今回の株式取得により、両社の技術を融合させ、企画・開発機能の強化を図る。また、これにより両社のリソースを最大限に活用し、イノベーションや個々の差別化を推進し、競争力を高め、 事業基盤を強化していく。
なお、Multigraf AG は今後もスイスに拠点を置き、Multigraf ブラン ド名で運営を続ける。

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