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DNP・環境配慮パッケージングで2023年度は約19万トンのCO?排出量削減効果を達成
大日本印刷株式会社(以下:DNP)では、「DNP環境配慮パッケージングGREEN PACKAGING?」の年間出荷量に基づき、製品ライフサイクル全体におけるCO2排出量の削減分について算出している。2023年度は約19万トンの排出量削減に相当し、前年度の約17万tから約2万t増加した。
DNPは脱炭素社会の実現を目指す企業活動の中で、環境に配慮したパッケージを開発・提供することで、顧客企業等のサプライチェーン全体でのCO?排出量削減(Scope3)に貢献していく。
■環境負荷の低減等に向けたDNPの取り組みについて
DNPは常に事業活動と地球環境の共生を考え、環境問題への対応を重要な経営課題の一つに位置付けて、サプライチェーン全体で環境を強く意識した活動を推進している。
2020年3月には「DNPグループ環境ビジョン2050」を策定し、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に向けた中期目標を掲げ、取り組みを加速させている。
そのひとつである「2030年度に向けたGHG排出量削減の中期目標」については、早期に達成できる見通しとなり、国際基準である「1.5℃目標」に準じた挑戦的な目標を2024年4月に新たに設定した。
また、包装関連製品の売上における「GREEN PACKAGING」の比率を2030年度に100%にするという目標も掲げ、環境配慮設計に関する指針・指標を設定して、さまざまな取り組みを推進している。
DNPはより良い未来を自らつくり出していくため、引き続き環境配慮製品・サービスの価値向上に努め、すべての業種・業界等のステークホルダーとともに、持続可能な社会の実現に取り組んでいく。