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大阪大学大学院工学研究科に「SCREEN未来協働研究所」を開設

株式会社SCREENホールディングス(以下:SCREEN)と国立大学法人大阪大学大学院工学研究 科(以下:大阪大学)は、半導体分野および新規研究開発分野における中長期的な研究開発を強化し、事業成長に貢献するイノベーションを共創することを目的として、7月1日に大阪大学吹田キャンパス内に「SCREEN未来協働研究所」(以下:協働研究所)を開設した。
近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーントランスフォーメーション)、生成AIなどの技術領域の進展に伴い、半導体デバイスの微細化・複雑化が加速している。高度化する半導体のプロセス開発には、ナノスケールでの物理現象の解明や、それを制御する技術が求められている。
SCREENと大阪大学は、これまで微細化・複雑化する半導体製造技術やライフサイエンスなど多分野における基盤技術において、個別のテーマで開発・研究を進めてきたが、このほど、さらなる連携強化を目指し、大阪大学吹田キャンパス内に協働研究所を開設した。
同協働研究所は、両者がこれまで進めてきた共同研究をより深化させ、中長期にわたって連携・展開することで、シミュレーションと実験の融合による先端プロセスの開発を推進する。また新規研究開発テーマにおいても大阪大学が進める研究とSCREENの事業戦略を結びつけることで、新たな技術の創出と社会実装を目指す。
さらに、同協働研究所を通じた人材育成を進め、専門性の高い若手人材を育てることで、産学連携のさらなる強化を図る。

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