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DNP・CO2排出量削減に貢献するバイオマス度50%のポリエチレンフィルムパッケージを提供開始
大日本印刷株式会社(以下:DNP)では、石油由来の原料から植物由来の原料(バイオマス)への代替により石油資源の使用量を削減する「DNP植物由来包材 バイオマテック」を開発・提供している。このほど、バイオマスを重量比で50%使用した(バイオマス度50%)のポリエチレン(PE)フィルムのパッケージを開発し、10月9日に提供を開始した。
これまで、環境に配慮した素材の使用やプラスチックの削減は、製品の性能や生産性の低下が課題となっていた。今回開発した製品は液体、粉体を扱う化学品、医薬品、食品・消費財メーカーなどのパッケージにおけるCO2排出量削減の課題解決に対応し、開封しやすさや内容物の保護、帯電防止性などの機能を損なうことなく、環境負荷の低減につなげることができる。
今後の展開としてDNPは同製品を環境負荷の低減に努める食品・消費財メーカーほか、化学品、産業資材、医薬品メーカーにも提供する。
また、「DNP植物由来包材 バイオマテック」のラインアップをさらに拡充し、企業の環境負荷低減に貢献していく。
なお、10月23日(水)~25日(金)に東京ビッグサイト・東ホールで行われる「2024 東京国際包装展(TOKYO PACK 2024)」のDNPブースで同製品を展示する。