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関西巻取箔工業・環境負担軽減に挑戦する京都の「顔料箔」企業が 令和3年度「京都市 輝く地域企業表彰」を受賞

関西巻取箔工業株式会社(京都市左京区、代表取締役:久保武久氏)はこのほど、京都市より令和3年度「京都市 輝く地域企業表彰」を受賞したことを発表。今回の表彰では、京都大原の地で創業して70年、西陣織の金糸にルーツを持つ「顔料箔」のパイオニアとして、印刷・塗装業界の「環境負荷軽減」や「労働安全性向上」に取り組み続けている継続性が“地域企業”として認められ、表彰された。

同社は、自動車部品に代表される工業製品の加飾で使用される“顔料箔”の製造を主事業としている。顔料箔は、従来の印刷・塗装方法と比較してCo2排出を軽減し、工程も短縮させることで生産性も向上させる脱炭素社会実現に向けたソリューションのひとつとして注目されている。

また、顔料箔を用いた加飾は、人体や環境に影響のあるアルコールやシンナー等の石油由来のVOCを使用しないことから、サプライチェーンの労働安全性を劇的に改善することも可能となる。今後も同社は「箔をつけるシゴト」を企業理念とし、社会課題の解決に貢献していく。
■「京都市 輝く地域企業表彰」とは
京都市が地域とともに継承・発展する「地域企業」の理念の浸透及び実践の促進を図る中で、地域に長年親しまれている事業者をはじめ、「安心安全への貢献」「文化の継承」「自然環境の保全」「多様な担い手の活躍支援」等、地域に根差して企業活動に取り組んでいる事業者について表彰している。

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