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SCREENホールディングス・令和6年度近畿地方発明表彰「日本弁理士会会長賞」を受賞

株式会社SCREENホールディングスではこのほど、公益社団法人発明協会が主催する「令和6年度近畿地方発明表彰」において「用紙蛇行に対応する印刷装置」が「日本弁理士会会長賞」を受賞したことを発表した。
「近畿地方発明表彰」は、全国を北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州の8地方に分け、各地方において優れた発明・考案・意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するもので、1921年に開 始された。
今回受賞した発明は、連続紙に画像を印刷するインクジェット印刷装置において、搬送される連続紙の蛇行量を検出し、検出した蛇行量から未来の蛇行量を予測することにより印刷位置を調整する技術に関するもの。
この発明により、複雑に蛇行する連続紙でも予測した蛇行量からリアルタイムで印刷位置を調整して印刷することで、見当ずれや色ずれを抑制することができるようになり、印刷品質を向上させたことが高く評価された。
この発明を搭載した株式会社SCREENグラフィックソリューションズ製のデジタル印刷機「Truepress JET 520HD Series」は、高精細な印刷物を高速かつ安定して生産でき、商業印刷市場や出版市場において高い評価を得ている。

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