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コニカミノルタジャパン・相鉄ホテルズの51ホテルに多言語通訳サービスの導入を開始
コニカミノルタジャパン株式会社(東京都港区、一条啓介社長)と相鉄グループの株式会社相鉄ホテルマネジメント(横浜市西区、加藤尊正社長)は、2025年1月より、「相鉄フレッサイン」をはじめとする相鉄ホテルズの施設に多言語通訳サービス「KOTOBAL」の導入を開始した。今後順次、合計51ホテルへの導入を進めていく。
同システムは、昨今のインバウンド需要の増大に対応し、訪日外国人をはじめ、相鉄ホテルズの利用客へのサービスレベル向上や利便性・快適性の向上を目的に導入するもの。
今回、相鉄ホテルマネジメントが運営する「相鉄フレッサイン」「相鉄グランドフレッサ」「ザ・ポケットホテル」「ホテルサンルート」「ザ・スプラジール」など、合計51ホテルにコニカミノルタジャパンが開発した同システムを導入することで、相鉄ホテルズ全体で利用客とのコミュニケーションの円滑化を図る。
同システムは、最大32カ国の多言語通訳・多言語翻訳や音声筆談をタブレット1台で利用できる多言語通訳サービスであり、AIを活用し円滑で自然な会話を実現する「リアルタイムAI通訳」機能と、オペレーターを介したビデオ通訳での双方によるハイブリッド通訳が特長となっている。
発話内容を透明ディスプレイに表示することができ、チェックインカウンターなどに設置することで、顧客と目線を合わせながらコミュニケーションを取ることも可能となる。
さらには通訳だけでなく、窓口スタッフの発言をスピーディーに文字表示する音声筆談の機能を標準搭載しており、高齢者や障がいのある利用者とのコミュニケーションにおいても大いに活躍が期待できる。
なお、同システムを導入している企業の中で、系列の複数の店舗に導入し、かつディスプレイ・マイクを全店舗に設置するのは、今回が初めてとなる。
コニカミノルタジャパンでは、ホテルをはじめ多言語対応のニーズが増加している受付業務において、利用客とのコミュニケーションの課題を解決し、より豊かなおもてなしや顧客体験の提供を支援していく。