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日本印刷・リスロンA37Pを導入し、水なし印刷での稼働をスタート

作業標準化やオペレーターの負荷低減を通してSDGsの更なる貢献を進める

 

 

大正元年(1912年)創業の日本印刷株式会社(岐阜県本巣郡、若山雅彦社長)では創業以来、岐阜県の総合印刷会社としてさまざまな情報を印刷物で伝えるという形態で社会に貢献している。
近年では、プロモーション提案、デザイン制作、BPO、印刷と多様なサービスを展開しており、印刷物制作はポスター、カタログ、チラシ、パンフレットから帳票、包装紙、パッケージなど多様な用途が生産可能な体制を構築している。
同社ではSDGsに関しても環境面、社会面に貢献する活動にも積極的に取り組みをしており、環境に配慮した事業活動の取り組みとしては、照明のLED化、省エネルギーの空調機器導入による使用電力削減を継続中。
地域貢献や働きやすい職場づくりとしては所在する岐阜県本巣市や自治会との災害時の近隣住民の臨時避難場所としての協力、地域の清掃活動、長年の献血活動やインターンシップの受け入れ、結婚や子育てがしやすい職場環境づくりに取り組んでいる。

 

 

このほど、同社では2022年1月に小森コーポレーション社製印刷機を導入し水なし印刷での運用を開始した。 導入された印刷機は油性印刷機で4色片面印刷、2色両面印刷兼用仕様の印刷機であり、インラインで印刷不良を検知する検査装置と印刷中の色調が基準内に収まるよう自動制御する機能も搭載されており、高い品質管理を実現している。
さらに準備時間の短縮と損紙の低減を実現する画期的な制御システムが搭載されているため、高い生産性を実現し、小ロット・短納期の仕事を効率的に対応している。
同社では印刷機メーカーによる技術教育制度の活用や異なる仕様の印刷機を複数のオペレーターが運用できるような多能工に取り組むことで、働きやすさと高効率生産の両立という目標に一丸となってチャレンジしている。

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