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セイコーインスツル ・弱粘着ライナーレスラベル対応のラベルプリンターを発売

台紙ゴミゼロで、環境負荷を低減

セイコーインスツル株式会社(以下SII)はこのほど、2インチサイズの弱粘着ライナーレスラベルに対応したサーマル方式のラベルプリンター「SLP720RT」を3月より販売開始することを発表した。
欧米のコーヒーチェーンやファーストフードチェーンでは、トッピングなど、カスタムオーダーのミスを防止するため、注文後にオーダー情報を印刷したラベルを厨房のカウンターに貼り付け、品物が出来上がったら、顧客に分かるようコーヒーカップや包装紙に貼り直して渡す方法が普及している。そこで使用されているのが、台紙のない弱粘着ライナーレスラベルである。台紙がないので廃棄ゴミがなく、何度も貼り直すことができる環境にやさしいラベルとなっている。
今回、発売される「SLP720RT」は、弱粘着ライナーレスラベルに対応したプリンターであり、通常の台紙付きラベルやレシート紙の印刷にも対応するなど、さまざまな利用シーンで使えるもの。ラベルおよびレシートの最大紙幅は、国内のレシートサイズとして一般的な2インチ(58mm)に対応し、本体はスリムでコンパクトなデザインとなっている。
コロナ禍以降、国内においてもテイクアウトやフードデリバリーなど新たな食のスタイルが定着し、注文内容もサイズや味付け、トッピングを選べるなど多様化しており、今後は欧米同様、注文した商品に間違いがないようトッピング情報を貼り付けたり、届け時にレシートを紛失しないよう直接紙袋に貼り付けるなど、ニューノーマル時代の新たな使い方を提案していく。

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