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Xeikon・Panther2.0シリーズで新たなデジタルラベル用途を開拓
Xeikonはこのほど、Panther UVインクジェット技術のバージョン2.0 と新しいラベル印刷機2機種、「Xeikon PX3300」と「Xeikon PX2200」を発表した。
同社では技術の進歩に伴い、その広範な製品群を進化し続けている。従来機種の「Xeikon PX3000」と「Xeikon PX2000」の置き換えとなる今回発表の新機種は、印刷のデジタル化のために、アプリケーションとビルディングブロックサービスというふたつの分野でさらに進化を遂げている。
Panther 2.0 シリーズは、ラベル印刷会社にアプリケーションのポートフォリオ拡大という新しい機会をもたらすもの。同社の新しい堅牢な基材処理技術には、新たなスプライステーブル、ウエブ検出機能、硬化セクションの冷却ローラーなどが含まれている。
これにより、デザインを際立たせるための高品質不透明ホワイトを必要とするクリア・オン・クリア素材を含む広範な基材を利用して品質の高いラベルを印刷することが可能となる。
両機種ともに、白インク用に5番目の印刷ステーションを追加搭載することができ、クリア・オン・クリアに加えて、塗工紙・ビニール・PP・PE・PET・特殊処理素材を含む広範な自己粘着ラベル基材に印刷することができる。
「PX2200」と「PX3300」は、専用のPantherCure UVインクの利点を活用して、ブランドオーナーが要求する高い耐擦過性を持ち、光沢度が高く耐久性のあるラベルを制作することができる。
Panther DuraCure UV技術は、高い光沢効果と最高レベルの色域を実現し、工業・化学・家庭用ラベルからプレミアムビール・スピリッツ・飲料・健康&美容市場まで、多種多様なアプリケーションで優れた長期耐久性を 提供する。
Xeikon X-800デジタルフロントエンドを搭載した新しいPanther UVインクジェット印刷機 は、卓越した印刷品質とともに、業界最高レベルの生産性も提供。X-800を介してクラウド接続されているため、インク消費量、印刷時間などのマシンデータとジョブデータの両方にアクセスすることが可能。最新世代のXeikon X-800システムにより、Pantherシリーズでは触角印刷などのユニークなアプリケーションも実現できる。
この白色の触覚層により、触感や高級感の高いラベルデザインが可能となり、 フルカラー印刷で要求される装飾効果を出すことができる。
さらに、Xeikonの新しいVari-Oneオプションにより、モノクロからカラーでのナンバリングやより複雑なフルカラーでのバリアブル印刷にも効 率的に対応できる。