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OSP・意匠性を高める「高透明ラベル」を新発売

平滑性の高い剥離フィルムを使用、容器に直接印刷したような透明感のある仕上がり

 

大阪シーリング印刷株式会社(大阪市天王寺区、松口正社長)は、従来品よりも高い透明性を実現した「高透明ラベル」を12月15日より発売する。

 

同製品は、瓶など透き通った容器に貼付した際、印刷部分がまるで容器へ直接印刷したかのように見えるのが特長。日本酒やワインといった透明瓶入りのアルコール類、清涼飲料水のほか、意匠性が求められる化粧品・雑貨のラベル用途にも適している。

 

透明度向上の背景には、平滑性の高い剥離フィルムの採用がある。これにより、表面の「ゆず肌」(細かな凹凸)が低減し、仕上がりがよりクリアになった。また、透明の糊を用いることで、より自然で美しい見え方を実現している。

 

さらに本製品はデジタル印刷に対応し、フルカラーでの再現が可能。グラデーションや写真なども鮮明に表現でき、版が不要なためコスト削減にも寄与する。加えて、複数色を重ねる際の「版ズレ」が発生しないため、デザインの再現性が高い点も強みだ。

 

瓶に直接印刷する場合、初期費用や工程コストが大きくなるケースが多いが、同製品では透明ラベルを貼る方式のため、コストを抑えつつ高い意匠性を確保できる。特にデジタル印刷による小ロット対応やデザイン変更の柔軟性は、幅広いニーズに応えるものとなっている。

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