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KOMORI・用紙で変わる魅力を紹介

株式会社小森コーポレーションは8月3・4の両日、つくば工場内のKGC(小森グラフィックテクノロジーセンター)で、「東京カメラ部2026写真展」の連動企画として「KOMORI印刷体験イベント」を開催した。
工場見学やミニセミナー、デジタル印刷機による写真のプリント体験を通じて、印刷技術への理解を深めるとともに、用紙や印刷方法によって広がる写真表現の可能性を紹介した。
参加者は、同社の事業や社会における印刷の役割について説明を受けた後、印刷機の製造工場を見学。身近な印刷物を支える技術や印刷機が生産される工程に触れた。
続いてKGCのスタッフがミニセミナーを行い、オフセット印刷とデジタル印刷の仕組み、印刷品質を支える同社のプリントテクノロジーを解説した。
中心となったのは、B2枚葉UVインクジェットデジタル印刷機「J‐throne 29」による印刷体験。参加者自身が撮影した写真データを使用し、デジタル画像が実際の印刷物になる工程を間近で見学した。
体験では、幅広い素材に印刷できるUVインクの特性を生かし、同じ作品を光沢紙、マット紙、和紙、ファインペーパーのヴァンヌーボなどにプリント。用紙の質感や光沢の違いが作品の印象にどのような変化をもたらすかを比較し、写真と用紙の組み合わせを探った。B2サイズの作品に加え、ポストカードやステッカーも印刷した。
参加者からは、「印刷機の製造工程や印刷精度に触れることが新鮮だった」との感想のほか、他の参加者の作品とともに用紙と印刷を比較できた点を評価する声が寄せられた。
また、多様な用紙によって作品の表現が大きく変わることや、印刷の速さに驚いたとの声もあった。半透明の用紙に印刷し、バックライトに当てる体験も印象に残ったという。
同イベントには、KOMORIグループ内のフォトコンテストに応募した社員も参加。写真家と作品の構図や撮影時の思いについて意見を交わし、交流を深めた。
「J‐throne 29」の生産に携わる社員にとっても、自らが製造に関わる機械で写真が印刷され、写真家が喜ぶ姿に接する機会となった。
